授乳事件簿(4/5)▶体重はクリアしたのに、まさかの身長で経過観察に呼ばれた9か月間の話

※この記事は個人の体験談です。医療的判断は必ず担当医にご相談ください。

軽い軽いと思っていた体重はクリア。なのに、まさかの『身長』で経過観察になった話。

前回は、ある日突然始まった哺乳瓶拒否と、揺らして眠らせてから飲ませるという苦肉の作戦の話をお伝えしました。(授乳事件簿(3/5)はこちら)

今回は、その先で待っていた4ヶ月健診と、そこから約9ヶ月間続いた経過観察の話です。

目次

「うとうと飲み」というもう一つの悩み

前回お話しした「揺らして眠らせてから哺乳瓶を差し込む」作戦は、たしかに飲んでくれる確率を上げてくれました。でも、これはこれで新しい悩みの種になりました。うとうとした状態で飲ませているので、そのまま本当に寝落ちしてしまうこともあり、そうなると結局飲めていないんです。

眠いときは無理に起こさず寝かせてあげないと、それはそれで成長の妨げになる。かといって、栄養不足や脱水にならないか心配。普段からある悩みに、「寝かせるべきか、起こして飲ませるべきか」という新しい悩みが重なって、頭を抱える毎日でした。

志願しての再診

私が住んでいた自治体では、体重・身長の増加が緩やかすぎる子は経過観察に呼ばれるルールがあると、事件簿1・2に登場したプランター助産師さんから事前に聞いていました。だから4ヶ月健診では、基準に照らして「大丈夫」というお墨付きをもらい、まずはほっと一安心。

ところが今度は、それまであまり気にしていなかった身長が、成長曲線の一番下の線ギリギリだということが気になり始めてしまいました。一人で悩むより、定期的に専門医の経過観察を受けたほうがいいのではないかと保健師さんに相談したところ、「それなら経過観察健診においで」ということで、志願する形で再診が決まりました。

2回目の再診で「低身長」と言われた日

それから2ヶ月ほど経った2回目の再診で、正式に「低身長」と言い渡されました。

私も夫も、お互いの祖父母まで含めて身長が低めの人が多い一族なので、もともと高くなることはあまり期待していませんでした。それでも、専門用語として指摘されるほど低いというのは、想像以上にショックで、この先が急に怖くなったのを覚えています。

不思議なもので、子ども自身はあっけらかんと笑っているのに、なぜ自分ばかりがこんなにも未来を怖がってしまうのだろう、と、悩みの上にさらに悩みを重ねてしまっていました。

経過観察、9ヶ月目での「卒業」

結局、保育園に入って数ヶ月経った1歳1ヶ月のときの経過観察健診で、無事に「卒業」となりました。トータルで見ると、約9ヶ月にわたる経過観察でした。

正直なところ、「これで身長が追いついた」という実感はありません。今でもクラスの中では小さいほうです。ただ、周りの同じくらいの月齢の子と比べても、体の大きさではなく行動や心の発達に遅れがないことが、だんだんわかってきました。栄養不足で発達に影響が出るのが一番怖かったので、その点に問題ないことがわかってきたことで、「まあいっか」と思えるようになった、というのが正直なところです。

まとめ

体重をクリアして安心した矢先に、今度は身長で新たな悩みが始まる。授乳や成長の悩みは、一つ解決してもまた別の形で顔を出すものなんだな、と痛感した9ヶ月間でした。子ども自身は元気に笑っているのに、親のほうが先回りして未来を心配してしまう。もし今、同じように成長のことで一人悩んでいる方がいたら、専門家に相談することで、少しでも気持ちが軽くなればと思います。

次回は最終話、家ではまったく飲まなかった哺乳瓶を、保育園でどうやって克服していったかの話です。

※本記事に記載している通院回数・費用・経過などは、全て筆者個人のケースです。症状や治療方針には個人差がありますので、疑問や不安がある場合は必ず担当医や専門機関にご相談ください。

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この記事を書いた人

アラサーバリキャリママ、夫と子と3人暮らし。1年半・保険適用で約77万円の不妊治療を経て一旦治療を離れたところ、自然妊娠・出産。無痛分娩や母乳育児の体験を交え、不妊治療・妊娠・育児・保活に役立つリアルな情報を発信していきます。

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