※この記事は個人の体験談です。医療的判断は必ず担当医にご相談ください。
哺乳瓶を全力拒否する我が子を見て、正直心が折れかけました。
前回は、産院と開業助産師さんの訪問ケア、そして思わぬ形でつながった舌小帯短縮症の紹介状の話をお伝えしました。(授乳事件簿(2/5)はこちら↓)
今回は、順調に見えていた授乳生活に、ある日突然訪れた「哺乳瓶拒否」事件についてです。
それまでの授乳スタイル
生後3ヶ月になる直前まで、私は母乳を1日10回前後、加えて夕方はよく寝てほしいという理由でミルクを60ml足す、というスタイルでやっていました。哺乳瓶にも特に問題はなく、このまま順調にいくと思っていた矢先の出来事でした。
ある日突然、飲まなくなった
哺乳瓶拒否は、徐々にというより、本当にある日突然という感じで始まりました。同じ日の中で「あれ、なんか変? まあ飲むか……」という回が1〜2回あり、その次にはもう完全拒否。乳首を口に入れることはできるのに、口をあんぐり開けたままにして、吸い付いてくれないのです。
きっかけに心当たりは、正直まったくありません。ちなみに2歳になった今も、この子は食べムラがひどく、当時とよく似た心境を味わわされています。
試した対策、ぜんぶダメでした
何とか飲んでほしい一心で、思いつく限りの対策を試しました。
- 時間帯を変えてみる → ダメ
- 授乳間隔をあけてみる → ダメ
- ミルクの温度を変えてみる → ダメ
- 粉ミルクの銘柄を変えてみる → ダメ
- 哺乳瓶の乳首を変えてみる → ダメ
- 哺乳瓶のことを一旦忘れて、しばらくやめてみる → ダメ
- 授乳する場所を変えてみる → ダメ
- あげる人を変えてみる → ダメ
それぞれ数十回、休み休みになりながら、合計すると1週間程度は試したと思います。確率は低いものの、たまに飲んでくれる回があるので、それに引っ張られてつい続けてしまうんですよね。ちなみに、この時期に試すために買ったさまざまな種類の粉ミルクは、とっくに期限が切れているのですが、なんとなく捨てられずに今もうちにあります。
このとき一番つらかったのは、正直、抱っこや作り直しの手間よりも、作ったミルクを無惨にも捨てなければならない瞬間でした。今でも、子どもが食べなかったご飯を捨てるのがもったいなくて、つい自分で食べてしまい、太るし風邪をもらう、というのを繰り返しています。わかってはいるのですが、どうしても「もったいない」が勝ってしまうんです。

最後に効いたのは「揺らして眠らせる」作戦
授乳はいつも抱っこでする派だったのですが、ある日「またダメか」と思いながら、なんとなく体を揺らしてみたところ、赤ちゃんが偶然うとうとし始めました。「これはいけるかもしれない」と思い、もう少し揺れを続けてうとうとを進めてから、夫に哺乳瓶を口に入れてもらいました。私は赤ちゃんが起きないよう、両手でしっかり抱っこを固定する係です。
この作戦で、たまに飲んでくれるようになりました。
4ヶ月健診に向けたラストスパート
私が住んでいた自治体では、身長や体重の増加が緩やかすぎる子は経過観察に呼ばれる、というルールがあると、事件簿1・2に登場したプランター助産師さんから聞いていました。呼ばれなければセーフ、という状況だったので、とにかく体重を増やさなければと必死でした。この「揺らして眠らせる」作戦は、まさにその4ヶ月健診に向けたラストスパートとして、少しずつ効果を発揮し始めていきます。
(体重と身長をめぐるその後の顛末は、次回の事件簿4で詳しくお話しします)
まとめ
哺乳瓶拒否は、原因もはっきりしないまま突然やってきて、対策を打っても手応えがわかりにくい、精神的にじわじわ削られる事件でした。
でも、意外なところに突破口があるものです。もし今、同じように哺乳瓶拒否に悩んでいる方がいたら、「揺らして眠らせてから差し込む」というのも一つの選択肢として、頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。これも万能ではないのですがね…。
次回は、この後たどり着いた4ヶ月健診で起きた、体重ではなく「身長」をめぐる、まさかの経過観察の話です。
※本記事に記載している通院回数・費用・経過などは、全て筆者個人のケースです。症状や治療方針には個人差がありますので、疑問や不安がある場合は必ず担当医や専門機関にご相談ください。

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