※この記事は個人の体験談です。医療的判断は必ず担当医にご相談ください。
「保活っていつから始めればいいの?」「そもそも何をすればいいの?」——初めての保活は、右も左も分からず不安になりますよね。
保活激戦区に住む我が家は、妊娠中(特に、身体が動くのにまだ時間に余裕がある産休直後)から保活を始めるのが圧倒的におすすめだと痛感しました。保育士さんや自治体の保活アドバイザーに直接聞いた超具体的なポイントも交えて、妊娠中〜入園までにやるべきことを時系列でまとめます。
(妊娠中から保活なんてしなくていいように、定員数を増やしてほしい……というのが本心ですが。)
この記事はシリーズのハブとして、随時他の体験談記事にリンクしていきます。ブックマークしていただければ、保活が進むごとに情報を追加していきます。

保活は「妊娠中」に始めるべき理由
理由はシンプルに2つです。
- 身軽だから
- 生活に余裕があるから
これに尽きます。生後の動き出しだと、赤ちゃんを連れていくか、誰かに預けるかをいちいち考えなければなりません。だったらまだお腹の中で大人しくしている時期に「一人」で動けるほうがラクですよね。
もちろん、つわりや切迫早産などがある方は無理せず、ご自身の体調を最優先してください。
保活ロードマップ:妊娠中〜入園までにやること早見表
まず全体像をつかんでおきましょう。時期ごとにやることをまとめました(各項目、詳しい記事は随時リンクしていきます)。
| 時期 | やること |
| 妊娠中〜産休直後 | 自治体の制度理解、点数表の確認、園見学スタート |
| 妊娠中 | (自治体をまたぐ場合) 隣接市の点数表・空き状況もチェック |
| 産後 | 何月入園を狙うか検討する |
| 育休中 | 何歳児クラスで入れるか、気持ちの整理、申込 |
| 入園1~2か月前 | 入園準備・持ち物準備 |
| 入園直前~直後 | 慣らし保育 |
自治体の制度を、まず正しく理解する
保育の必要性や利用調整は、全国の自治体が国の制度に従って運用しています。大枠はこちらのページも参考になります。
クラスは「入園年度の4/1時点の満年齢」で決まる!
保育園のクラス分けの年齢ですが、多くの自治体で「入園年度の4/1の満年齢」を基準にしています。
例えば、5月生まれの子が翌年の8月に1歳2か月で入園する場合でも、4/1時点では0歳だったので「0歳児クラス」扱いになります。これ、当初私は誤解していて超焦りました。
自治体にもよりますが、1歳児クラスは比較的埋まりがちなため、親が預け始めたいタイミングで我が子が何歳児クラスになるのかを正しく知った上で、空き状況を見られるといいですね。
「隣接市の園」という、見落としがちな選択肢
我が家は都内某自治体の端に住んでいて、最寄り〜3番目に近い園までが全て隣接市の施設という立地でした。通勤で使う最寄り駅も隣接市にあるので、お見送りもそっちのほうがラクなんです。
……という簡単なことに気づいていなかったのですが、居住自治体の保活アドバイザーから「風香さんの住所なら隣接市の園も検討すべきかも。そっちの市役所からも今の空き状況とパンフレットと点数表をもらってきてみては?」との提案がありました。
その足で隣接市の市役所に出向いて説明を受けたところ、居住自治体の点数表は市外希望者がかなり不利になる配点方式だったのに対し、隣接市は市外在住者でも基本は同列に扱い、基礎点が同じ人が当落線上に並んだ場合のみ市内希望者が優先、という方式でした。市外のうちも希望を持って応募できる、ラッキーなケースでした。
多くの人が4月入園を目指しますが、家庭の状況によっては必ずしも4月がベストとは限りません。我が家が実際に何月入園を選んだか、その判断が正解だったかどうかは、こちらの記事で詳しく書いています。

気持ちの整理も、保活の大事な一部
保活は制度やスケジュールの話ばかりが注目されがちですが、実は「本当にこのタイミングで預けていいのか」という気持ちの整理も同じくらい大事な保活の一部です。
「本心では3歳まで一緒にいたかったけど、1歳前に入園を決断した理由」、そして「未満児を預けるのが寂しいと感じていた自分が、実際に預けてみてどう感じたか」を、それぞれ正直に書いていきます。


現役保育士に聞いた、園見学でおさえるべきポイントは「先生と親の余裕」
ここからが本題の、見学時のポイントです。大切な我が子には、安全で質の良い保育を受けさせたいですよね。
自宅からの距離や施設がきれいか、などのハード面は想像しやすいので置いておき、友人の保育士に聞いた「良い保育のキーポイント=先生と親の余裕」を量るためのチェックポイントをまとめます。
先生の余裕
- 子供に対する先生の人数が、法律の基準ギリギリではないか
- 壁の装飾に、先生の努力がにじみ出すぎていないか
- 行事の数
アレルギー食材の管理不徹底や大怪我のニュースを目にすることがありますよね。全てが防げるものではありませんが、先生の人数や心に余裕があるほうが、事故発生率は減らせるというもの。
先生の人数はもちろんのこと、壁に子供の作品を飾るのはいいとして、その周りに先生の努力がにじむ見栄えのいい装飾がある場合は、先生に負担がかかっているかもしれません。
また、行事は多いと一見楽しそうですが、行事の準備は先生の時間と体力を奪うので、日常の保育がおろそかになる可能性があるとのこと。先生たちの布陣や行事の内容を見て、日頃の保育の負担になっていないかを想像してみましょう。
親の余裕
共働き・一人親家庭は必見です。あなたの有給休暇と睡眠時間を、どれだけ保育園に使えますか?一緒に考えてみましょう。
- 平日の保護者参加型行事の件数
- 持ち込みになる持ち物の種類や数
- 連絡帳の形態(アプリ?手書き?)
乳幼児は頻繁に体調を崩しますので、それだけで有休はガンガン削られます。それに加えてお誕生日会等の行事が平日に保護者参加型で……となったら?職場の子育て寛容度と合わせて要チェックです。
また、布団も食事エプロンも何もかも全部持ち込みの園から、お着替えのみでOKの園まで様々です。あなたのご家庭がどこまで対応できるか考えてみましょう。
手書き連絡帳は朝の貴重な時間をかっさらうので要確認ポイントです。アプリなら通勤電車内でも読み書きできますが、手書きはそうもいきません。ほとんどの園でアプリ化されているはずですが、「こんなはずじゃなかった」を避けるため、事前に確認しましょう。
園見学、実は「持ち物」があると格段に効率が上がります。私は100均のバインダーに、会社からもらってきたコピー用紙に、あらかじめ自分が評価したいポイントを書いたものを挟んでおき、もらったパンフレット等をその場でどんどん挟んでいました。専用グッズを買わなくても、これで十分効率化できます。

入園準備・慣らし保育も、事前に知っておくと安心
見学・申込みが終わってからも、保活はまだ続きます。入園準備の「めんどくさいものランキング」や「買ってよかったもの」、そして入園直後の関門である慣らし保育の進み方も、実体験ベースでまとめています。
まとめ
保活って、こんなに考えることがあるんですね。制度の理解、自治体をまたぐ選択肢の検討、園見学の目利き、気持ちの整理、そして入園準備——妊娠中から少しずつ動いておくと、産後バタバタする中で慌てずに済みます。
そもそも選択肢が少ないご家庭もあるかもしれませんが、検討できるご家庭は、ぜひこの記事をヒントにしてください。今後、上記のリンク記事も随時公開していく予定なので、また覗きに来ていただけると嬉しいです。
おわり
※本記事に記載している通院回数・費用・経過などは、全て筆者個人のケースです。症状や治療方針には個人差がありますので、疑問や不安がある場合は必ず担当医や専門機関にご相談ください。

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