こんにちは、風香です。
シリーズ最終回となります。
私は、わが子に生後3か月で手術を受けさせましたが、たくさんあるその判断に至った理由を、わが子の術後の経過や、小学校入学直前まで手術を先延ばしにした、いとこの状況を踏まえつつまとめます。
低月齢で手術を受けさせたことに後悔はなく、むしろよかったと思っているので、後ろめたく思って先延ばしにしている親御さんにはぜひ読んでいただければと思います。
全体の流れの中で、この記事の話は…
- そもそも舌小帯短縮症とはなんなのか
治療が推奨されていない理由 - 手術してくれる専門医への紹介状ゲット
- 専門医の外来予約
- 外来1回目→重度で手術の適応ありの診断
- 治療の流れ:外来→手術→外来→外来
- 手術の話
- 帰宅後の毎日のマッサージ
- 経過観察の外来2回
- 親子の負担
- このタイミングで治療よかったと思う理由
シリーズ一つ前の記事はこちらです。
舌が口から外に出るようになったのは8か月
連れ舌状態で生まれた我が子。手術してもしばらくの間は「舌が前に出る」ことがわからないのか、基本的に舌は歯茎よりも外に出てきていませんでした。言葉も当然伝わらない月齢だし、親のマネもできないので、自然に任せるしかありません。
離乳食は5ヶ月と2週間くらいで開始しまして、舌がある程度自由に使えているなぁと親の目線で思ったのは8ヶ月に入った頃。その前から中期食として、食材を3mm程度のサイズまで大きくしたりしていましたが、頻繁にオエッとなったりむせ返ったりしていました。中期食でほぼむせなくなったのは9か月を過ぎてからでした。
※舌小帯短縮症との因果関係は不明です。
他の子よりも舌の自由度はどうしても低いので、離乳食で検討していたBLWは怖くてできませんでした。
日帰り入院で済む
乳児期の日帰り入院の付き添い自体は親にとってそれなりに負担ですが、それでも、幼児になってからだと全身麻酔手術となり、2泊3日のプチ旅行になってしまいます。(6歳で手術したうちの子のいとこがそうでした)
保育園はお休みになりますし、まだまだ親の付き添いが必要な年齢ですので、有給休暇も消化されます。きょうだいがいる場合、手術に付き添わない側もワンオペで大変です。
何ヶ月までが日帰りで済むのかわからないのですが、ママの産後の体力の回復を待ってすぐ、が一番いいのではないかと思いました。
癒着防止マッサージで噛まれない
個人差はありますが、6〜7ヶ月あたりで歯が生えてきますよね。
前の記事で詳しく書いた「癒着防止マッサージ」では、親が子の口の中に指を突っ込みます。なので、歯が生えると当然噛まれます。うちは3ヶ月で手術したので、まだ歯は生えてなくて、マッサージの際は歯茎で甘噛みされていたのですが、それでもギリギリと力を入れてきた時は多少は痛かったのを覚えています。
こうなってくると、言葉が通じるようになるまで待つしかなくなりますが、それはつまり発音に影響が出る時期に入ってくるということ。
主治医に様子見を指示されたうちの子のいとこは結局、さ行の発音がたいへん甘ったるくなっており、それが定着してしまっているため、手術後も発音はなおらないままです。
本人が覚えていない
赤ちゃんの記憶は大人と違って長くは持ちません。定期訪問をお願いしている助産師さんによると3〜7日とのこと。ですので、怖かった・痛かった経験もあっという間に忘れてしまいます。
私の夫は生まれてほどなくして手術を受けたそうですが、もちろん全く記憶になく、「覚えてないうちにやってもらってよかったよー」と言っています。
言葉が通じない当人にとっては、突然知らない人(看護師)に抱っこされてママから引き離され、知らない場所(手術室)に連れて行かれ、無理やり痛いこと(手術)をされるというのはトラウマ級の恐怖体験でしょう。当然、その時は親の心も痛みますが、たかだか15分の話ですし、終わって10分もすればけろっとしたものでした。
お金がかからない
保険適用なのでそもそも大した額はかからないのですが、都民は、高校卒業まで(18歳の誕生日の次の3月末まで)は医療費がかかりません。大人になってからだと、大学や仕事を休まなければなりませんし、保険適用であっても多少は医療費がかかりますので、二重に懐が痛みます。
お産でお世話になった助産師さんで、大人になってから歯科矯正のためにまず舌小帯を手術したという人がいました。そのままで大人になってしまえば大丈夫だろう!という考えは甘いようです。。。
また、育休中に手術日程がとれれば、親が有休を消化する必要もありません。付き添いが難しければ、中高生ぐらいで夏休みなどに手術を予定するのでもいいかもしれませんね。
以上、悩んでいるそこのあなたに伝えたい、「低月齢の赤ちゃんのうちに舌小帯短縮症の手術を受けてよかった理由」でした。
かわいそうな気持ちにはなりますが、私にとってはメリットばかりでしたので、色々なご意見はあるでしょうが、踏みきってよかったなと思っています。
おわり

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