こんにちは、風香です。前日の処置入院から一夜明け、ついに分娩当日を迎えました。この記事では、赤ちゃんに会うまで、私の体がどのように変化していったのか、計画無痛分娩当日の前半の様子を、時系列に沿って詳しくお話ししたいと思います。
無痛分娩は「痛くない」というイメージがあるかもしれませんが、私自身、麻酔を入れ始めるまでには想像以上の痛みがありました。これから計画無痛分娩に挑む方や、出産を控えている方にとって、少しでも心の準備に役立つ情報となれば幸いです。
一つ前の記事はこちらです。
分娩当日の始まり:0時からの禁食と深夜の痛み
前日の夕食は普通に食べましたが、日付が変わった午前0時からは飲食禁止となりました。水分は少量ならOKとのことで、翌朝の処置室へ向かうまでに300mlほど飲んだと記憶しています。
深夜、バルーンの処置による陣痛のような痛みが徐々に強くなってきました。しかし、午前2時頃には痛みに眠気が勝ってしまい、そのまま寝てしまったようです。
お産は体力勝負なので、本来はしっかりと睡眠をとるべきなのですが、私の性格上、緊張してどうせ寝られなかっただろうな…と思います。これから出産を控えている方は、できる限り眠ることを意識してくださいね。
分娩室での処置:点滴・バルーン抜去、そして促進剤
午前5時半頃に起きて準備を済ませ、荷物を持って処置室へ。血圧や体温を測った後、点滴のラインを取り、「ポカリ的な栄養の水」を投与開始しました。この時点でバルーンを抜去し、内診をしてもらうと子宮口はすでに4cmに!「今日中に生まれる可能性が高いですよ」という助産師さんの言葉に、いよいよ赤ちゃんに会えるんだと実感が湧いてきました。
本当は、前日の子宮口の具合があまりに固かったので、この段階(午前6時頃)から促進剤を入れ始める予定だったのですが、4cmまで来てるなら今日中で行けるだろうとのことで後ろ倒しになりました。
そして、促進剤の投与が始まったのが、午前7時半。この時点ではまだお腹の張りはほとんどなく、拍子抜けしたほどです。しかし、午前8時になっても変化がなかったので、促進剤の投与スピードを上げてもらうことになりました。
夫の到着と「人工破膜」
午前9時台、助産師さんの内診後、院長先生の内診があり、子宮口は引き続き4cm。この後、1時間経っても進捗がなければ人工破膜をすると判断されました。
そして、午前9時半には夫が到着。午前10時に来ればいいと伝えていたのに、待ちきれずに早く来てしまったようです。ちなみに、逆算すると、この辺りが母子手帳に記載される分娩開始時刻となるようです。
予想通り1時間経っても進捗がなかったので、午前10時半に人工破膜が行われました。内診のように指を入れ、ハサミのようなもので膜を切る感覚がありました。パチッという音が聞こえた気がします。先生の指が抜けると、羊水がドバッと流れ出ました。止めようと思っても止められないこの感覚が、いわゆる「破水」なのだなと実感しました。
痛みとの戦い:麻酔入れるまでは激痛!入れても結局激痛!
人工破膜の直後、痛みの種類が変わり一気に強くなりました。それまで40程度だったお腹の張りの数値が、一気に3桁へ。助産師さんの指導のもと、呼吸法で痛みを散らそうと試みましたが、限界が近づいてきました。
午前11時半、痛みに耐えきれず、私は助産師さんに麻酔の開始を懇願しました。促進剤を開始した時点では一桁だった張りの数値が、この頃には110を超えていたのです。早期に麻酔を開始すると遷延分娩になる可能性が多少上がりますが、痛みには勝てません。
大人になっても注射で涙目になるくらい痛みに弱い私。そんな私が麻酔の注射を懇願するほど、子宮口4~5cmの時点での陣痛の破壊力は凄まじいものでした。
麻酔は、表面麻酔と硬膜外麻酔の二段階で行われます。腕以外に注射するのは初めてで、表面麻酔の際に思わずびくついてしまい、先生に「危ないから動かないでね」と指導されてしまいました。お恥ずかしい&申し訳ない…。
表面麻酔が効いてしまえば、硬膜外麻酔はほぼ痛みを感じません。「あ、刺さってるな」とわかる程度で、とても細い針なのだろうと思いました。
麻酔開始後:自分で調整する痛みとの攻防
麻酔が効いてくると、それまでの人生で経験した最大の生理痛よりも少し強い程度の痛みになりました。しかし、時間が経つと激痛に戻ってしまうため、許された最高の頻度である15分ごとに麻酔を入れ続けました。
夫にはタイマー係を任命し、半ギレになりながら「あと何分で次?」と聞いていました。麻酔のスイッチはナースコールのように自分で押せるようになっており、前回入れてから10分を過ぎたあたりでボタンを握りしめ、15分になった瞬間に連打する時間が続きました。
この頃に、人生初の導尿も経験しました。管が入ってくる感覚はほとんどなく、助産師さんがお腹を押したらチョロリと出てきて、「あれ?膀胱パンパンだったんだ!」と気づきました。
今回はここまで。分娩の日は詳しく記録しておこうと、スマホにメモを取りまくっていたら前後半に分かれるほど長い記事になってしまいました。後半は、いよいよ痛みが本当にやばくなって、出産、そして母子同室までの半日をお話しします。
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