不妊治療後に選んだ産院|無痛分娩・立ち会い出産・費用まで重視したポイント

※この記事は個人の体験談です。医療的判断は必ず担当医にご相談ください。

不妊治療が実らなかったところに、ようやく自然と授かった大切な命。病院選びは悩みました…。

長い治療を経験したからこそ、「お産はできるだけ安全に、安心できる環境で迎えたい」という気持ちがとても強くなりました。治療中に通っていたクリニックでも出産はできましたが、私自身は「無痛分娩の実績」「緊急時の対応力」「スタッフの専門性」といった条件をどうしても譲れないポイントとして持つようになったのです。

今回は、そうした思いから選んだ今の産院について、私が重視したポイントをまとめてみました。すべての人に当てはまるわけではありませんが、同じように病院選びに迷っている方にとって参考になれば嬉しいです。


この記事にご納得されたらぜひ妊婦健診やお産当日〜入院の記事もお読みください。

目次

立地の利便性は最重要ポイント

出産に向けて病院を選ぶうえで、まず考えたのは「立地」でした。妊婦健診は何十回も通うし、出産後の健診も続きます。さらに、陣痛が来てからの移動時間を考えると、やはり通いやすいに越したことはありません。

自宅からは公共交通機関と徒歩で40分ほど。もっと近い病院もありましたが、後述する「無痛分娩の症例数」などを比較したところ、私は通いやすさだけでなく、希望する出産ができる環境かどうかも重視したいと思い、近さとのバランスを見て、この産院を選びました。

また、幼少期に習い事で通った馴染みのあるエリアだったので土地勘があり、安心感があったことも大きな決め手になりました。

無痛分娩と医療体制の充実度

無痛分娩の実績を重視

「出産の痛みに耐えてこそ母」という考え方は、もう過去のもの。今は選択肢として無痛分娩を希望する人も増えています。

私は無痛分娩を希望していたので、産院を選ぶときには「無痛分娩に対応しているか」だけでなく、どのような体制で対応しているのか、これまでの実績を確認できるのか、緊急時にはどのように対応するのかなども調べました。

実際に比較してみると、無痛分娩への対応方法や体制は産院によって違います。私の場合は、できるだけ具体的な情報を確認したうえで、「ここなら希望する出産をできる確率が高そう」と思えることを重視しました。

緊急時の対応や分娩実績もチェック

もう一つの大きなポイントは、緊急時の対応について確認しておくことでした。

無痛分娩を希望する場合でも、出産の経過によっては予定していた方法から変更になることがあります。だからこそ私は、無痛分娩そのものだけではなく、緊急時にどのような対応が取られるのか、実際の分娩実績を確認できるのかを重視しました。具体的には、緊急で帝王切開になった率や、会陰切開率です。

また、妊娠中の運動や出産時の助産師さんによるサポートなど、妊娠中から出産までの過程を支えてもらえる環境があることも安心材料でした。

現役助産師さんがフィットネスの資格を取得して開講しているマタニティフィットネスクラスもありました。「昨晩とったお産なんですけど…」という現役ならではの新鮮な話も交えながら、お産を進みやすくするコツなどが紹介されていて、もちろん運動にもなる素敵なコース。詳しい紹介はこちらの記事で。

アドバンス助産師の在籍

さらに安心できたのは、専門資格を持つ「アドバンス助産師」がたくさん在籍していたこと。

不妊治療を経て授かった命だからこそ、安全性を重視したいという気持ちが強かった私にとって、スタッフの専門性は産院選びの大きなポイントでした。

これも、公式サイトに書いてある情報でした。

立ち会い出産が可能

私は正直、ひとりで出産に臨むのは不安が大きかったです。出産経験者の友人から「夫にテニスボールでいきみ逃しをサポートしてもらった」なんて話も聞いて、サポートの存在が心強いと実感しました。

そのため、家族の立ち会いが可能かどうかも産院選びの際に確認しました。夫と一緒に誕生の瞬間を迎えられることは、私にとって大きな安心材料でした。

なお、立ち会いや面会の条件は感染症の流行状況などによって変更されることもあるため、実際に出産する時期のルールを事前に確認しておくのがおすすめです。

母乳育児を推奨

母乳育児についても、私が産院選びで気にしていたポイントの一つです。私自身も、できる限り母乳で育てたいと思っていました。

産院によって母乳育児へのサポート方針は異なるので、授乳についてどのようなサポートを受けられるのかも確認しました。

授乳リズムを整える大変さはありますが、産後に相談できる環境があることは安心材料。私にとっては、出産だけでなく、その後の授乳まで見据えて選べることが魅力でした。

絞っても絞っても1滴がやっとだった私が、この産院の助産師さんの力も借りながら、完全母乳育児に至ることができたストーリーはこちらから。

デメリットは費用のみ

正直に言うと、この病院の大きなデメリットは費用の高さです。

無痛分娩を希望すると、通常の分娩費用とは別に追加費用がかかる場合があります。また、妊婦健診や任意検査などを含めると、最終的な自己負担額は分娩方法だけでは決まりません。

私は実際にかかる費用を調べたうえで、それでも「安心して出産できる環境を選びたい」と考えました。

不妊治療に数十万円〜数百万円を費やしてきた経験からすれば、「安心して出産できる環境を買う」と考えれば納得できました。ちなみに、無痛分娩に関しては、現在は都内に住民登録があるなど一定の条件を満たせば最大10万円の助成制度があります。

▶︎東京都福祉局: 無痛分娩費用の助成

実際にかかった額を振り返った記事はこちらです。

通院してわかったメリット

待ち時間が短い!

不妊治療クリニックでは1〜2時間待ちは当たり前で、「予約の意味とは?」と思うこともしばしばでした。ところがこの病院では、受付から診察まで比較的スムーズ。最短で40分で帰宅できたこともあり、通院の負担が大幅に減りました。

助産師による保健相談が充実

妊娠期に助産師さんが時間をかけて個別相談に応じてくれます。マタニティフィットネスクラスも含めて、生活習慣や出産準備について丁寧にアドバイスを受けられるのは、とても安心できるポイントでした。

保健相談があった回の妊婦健診の記事はこちらです。

まとめ

不妊治療を経て出産に臨むからこそ、病院選びは「少しでも安全で安心できる環境を」と強く考えるようになりました。

立地の利便性、無痛分娩の実績、スタッフの専門性、立ち会い、母乳育児へのサポート、そして費用。どれも重要ですが、最終的には「ここなら信頼できる」と思える場所に出会えるかどうかが大切だと思います。

これから産院を探す方は、まず自分にとって譲れない条件を整理してから、候補の産院を比較してみてください。私の体験が、その際の参考になれば幸いです。

これから産院を探す方は、公式サイトで現在の対応状況や費用、分娩実績を確認したうえで、自分が何を重視するのかを照らし合わせてみてください。

これから産院を探す方の参考になれば幸いです。

※本記事に記載している通院回数・費用・経過などは、全て筆者個人のケースです。症状や治療方針には個人差がありますので、疑問や不安がある場合は必ず担当医や専門機関にご相談ください。

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この記事を書いた人

アラサーバリキャリママ、夫と子と3人暮らし。1年半・保険適用で約77万円の不妊治療を経て一旦治療を離れたところ、自然妊娠・出産。無痛分娩や母乳育児の体験を交え、不妊治療・妊娠・育児・保活に役立つリアルな情報を発信していきます。

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