※この記事は個人の体験談です。医療的判断は必ず担当医にご相談ください。
ワーキングマザーの皆さん、産休が始まると給料が無くなってちょっと不安な気持ちになりませんか?今回は、そんなお仕事をしている妊産婦の味方になる3つのありがたい給付金についてです。
それら自体の説明は数多あるウェブサイトでされているのでサラッとだけにして、実際どんな手続きで、いつ頃ゲットできたのか、金額感も含めて具体的なところに焦点を当てて見ていきます。
あくまで私個人の経験をベースにしているので、万人に当てはまらないところもあるかもしれませんが、一つの例として参考にしてください。
ちなみに、妊娠中に通勤や仕事そのものがしんどくなってきた方には、母健連絡カードという心強い制度もあります。詳しくはこちら↓

それぞれの違いは?
出産育児一時金:産んだらもらえる50万円
出産した人が申請したら全員もらえるお金。お産入院費用と相殺するため、手元には残りません。
出産手当金:産休の間の給料がわり
働いていた妊婦が、単胎で6週前から(多胎で14週前から)産後8週までの産休の間に、普段の給料の代わりにもらえるお金。産休入る直前の180日の給与水準の2/3に減りますが、税金が引かれないので銀行振込額は働いてる時より少し少ないくらいで済みます(奇跡的に残業がほぼない月、みたいな感じの額)。
育児休業給付金:育休の間の給料がわり
産後8週間をすぎて産休から育休に切り替わってから給料がわりにもらえるお金。2ヶ月分がまとめて2ヶ月に1回支給されます。額は育休取り始めて最初の半年は直前の給与水準の2/3、以降は半分に減ります。こちらも税金を取られない分、2/3のうちは働いている時より少し少ないくらいで済みますが、半分になると「減ったな」って感じがあります。
【早見表】結局いくらもらえるの?給与水準別シミュレーション
「2/3」「半分」と言われてもピンとこないと思うので、月給水準別にざっくりシミュレーションしてみました。
| 額面月給(残業込み目安) | 出産手当金(総額目安・単胎98日分) | 育児休業給付金(最初の6か月・2ヶ月に1回の振込目安) | 育児休業給付金(7か月目以降・2ヶ月に1回の振込目安) |
| 25万円 | 約54万円 | 約33万円 | 約25万円 |
| 30万円 | 約65万円 | 約40万円 | 約30万円 |
| 40万円(私のケース) | 約82万円 | 約53万円 | 約40万円 |
| 45万円 | 約92万円 | 約60万円 | 約45万円 |
※標準的な計算式(支給日額=直近の給与水準の平均÷30×2/3、以降半分)に当てはめた概算です。標準報酬月額の決定方法や上限額の関係で、実際の金額とはズレることがあります。正確な金額は協会けんぽ・ハローワークからの通知書でご確認ください。
協会けんぽやハローワークの該当ページはこちらです。
私自身は額面36万円・残業込みで40万円前後、手取り30万円前後だったので、表でいうと「40万円」の列が近い水準でした。
申請や支払時期について
お勤め先によって違うと思いますが、私の会社はアウトソーシング先の人事労務の会社から産休セットが送られてきて、その中に入ってる申請書を、退院後1週間で全てまとめて発送しました。以下タイムラインと解説です。
妊娠を明かしてもいいなと思ったタイミングで上司に伝達し、人事など必要な部署にコンタクトを取って書類を入手しておく。
出産前に書類仕事はできる限り終わらせておくこと。出産日以外は書けるはず。
また、病院に書いてもらう資料は忘れずに入院時に持ち込むこと。
似たような書類があり紛らわしいが、もらったものを全部まとめて送れば漏れもない。
お産から4か月半もたっていました!
出産手当金の振り込みのわずか二日後でした。
出産育児一時金の申請と実際の支払い時期
直接支払い制度が使える病院で出産したのですが、中期ぐらいの妊婦健診の時に「直接支払制度を使いますか」と確認されました。
はいと返事をして、承諾書か何かを書き、その時はそれで終了。
会社の人事労務のアウトソース先から送られてきた書類のうち、出産育児一時金に関する書類は、「この人はこの病院で赤ちゃんを産みましたよ」という医師の証明が必要になるので、自分で記入できるところは妊娠中に記入しておいて入院の時に持っていき、産後に出産日だけ追記して病院の受付に提出しました。退院の時に母子手帳などと一緒に返却されたので、それを他の書類とまとめて数日中に発送しました。
母子手帳についてはこちらから!

後日、「審査の結果、支払いますよ」というハガキが送られてきましたが、直接支払制度を使った=産院に支払われるため、私の手元にはもちろんビタ一文来ません。産院がこの間、立て替えてくれていたという感じですね。
出産手当金の申請と実際の支払い時期
こちらも、人事労務の会社から送られてきた書類に諸々記入して(出産日なども書かないといけないので)、退院後数日で他の書類と合わせて発送したものになります。
支払いには少し時間がかかると聞いていましたが、なんと支払われたのは出産から4か月半ほど後。途中で心配になってアウトソース先の会社に問い合わせたのですが、「立て込む時期なので、審査に時間がかかっているようでして…」という回答がありました。
いやいや、提出したのはもっと早いですけど?と思いましたが、当座のお金に困っていたわけではないので、支払われるならいいやと思って放置していたらある日振り込まれていました。
ちなみに、我が家では夫と私は独立採算制で、結婚した時に取り決めた「生活費負担分」を共同の銀行口座に納めることになっています。産休育休中は私の実入りが減るので、この出産手当金を一発ドカンと共同口座に振り込むことで以降の支払いを免除、という話になっていました。そこで、発送した書類の「支払先口座」には夫との共同口座(夫名義)を記載しました。
自分以外の名義にするとハンコとかが必要になるので、産後に1日でも早く発送するためには、産休に入って暇になったら速攻で書いておくべきですね!
育児休業給付金の申請と実際の支払い時期
こちらも退院後にまとめて送る書類の一部です。予定日と出産日って多くの人がずれると思うのですが、産休の始まりは予定日から6週or14週前で、出産日が確定してから産休の終わりの日が決まります(8週後)。
(だから、予定日は遅れたほうが産休が伸びるので金銭的にはお得です。あくまで金銭的には、という話ですが。健康第一ですよ。)
私の場合は計画分娩で病院の都合もあり39w6d=予定日の1日前での出産となりましたので、産休の終わりの日(育休への切り替え日)が1日早くなりました。
よって、産休前に会社に提出していた産休予定期間より1日短くなったので「その1日分は支払いませんよ」という不支給通知が来ました。最初は意味が分からなかったのでびっくりしました。
で、支払日はこれまた思ったより遅くて、1回目が出産から4か月半後でした(出産手当金より2日早かったのは謎ですが……出産手当金マジで遅すぎです)。
産後2か月間は産休なのでいいとして、そこから会社が組合に提出して審査して、しかも2か月分をまとめて2か月に1回の支払いになるからさらに遅れて……ってやってたらこの時期になったそうです。多少は貯金しといてヨカッター!
以降は2か月に1回ちゃんと支払われています。会社から支払い明細も来るので、いちいち銀行口座を見張っていなくても気づけるのがありがたいですね。
こちらもやろうと思えば支払い口座を自分以外に設定できますが、さすがに保活に失敗したら2年近くこのお金にお世話になることもあり、自分で受け取りたかったので、自分の口座を指定しました。
まとめ
3つの給付金、どれも「もらえる」のは間違いないですが、振込タイミングは想像以上に遅いというのが最大の学びでした。特に出産手当金・育休給付金は出産から4か月半後が初回だったので、産休に入ってすぐの生活費をこれ頼みにするのは危険です。当座の生活防衛資金は、産休に入る前にある程度確保しておくのをおすすめします。
行政からのサポートについては、ぜひこちらもご覧ください。

※本記事に記載している通院回数・費用・経過などは、全て筆者個人のケースです。症状や治療方針には個人差がありますので、疑問や不安がある場合は必ず担当医や専門機関にご相談ください。

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