こんにちは、風香りんです。
今回は、妊娠25週3日で迎えた8回目の妊婦健診についてお話しします。
なんとこの日は、夫の誕生日と重なってしまいました(笑)。健診だけでなく、ついでにマタニティフィットネスクラスにも行ってしまい、「ごめんよ夫くん…」と思いながら向かった健診でしたが、そこで私を待っていたのは、4週間でまさかの体重3kg増加という衝撃の事実でした。
前回の健診レポはこちらから→

健診記録:母は増加、赤ちゃんは順調
健診のたびにドキドキする体重測定。この日はお通じを済ませてから測定に臨んだにもかかわらず、前回から約3kgも体重が増加していました。
この産院の院長先生は体重管理に厳しいと聞いていたので、院長先生に当たらなかったことが、この日の数少ないラッキーだったかもしれません。
ただし、自業自得とはまさにこのことなのですが、この頃から腰痛がどんどんひどくなって行くのです。妊娠してなくてもこのスピードで体重増加していたら腰痛になっても当然ですが、妊娠中で各所の関節が緩んでいるわけですから、当然もっと痛みやすいわけで、産後も長いことこの腰痛とは戦い続けることになります…。
しかし、お腹の赤ちゃんの成長は、そんな私の心配をよそに、とても順調でした。
- BPD(頭の横幅): 63.5mm
- AC(お腹まわり): 199.8mm
- FL(太ももの骨の長さ): 43.0mm
- EFW(推定体重): 789g
「相変わらず脚が短いんですよね」と私が先生に話すと、先生は何度かFL(太ももの骨の長さ)を測り直してくださいました。何度測り直しても平均よりは短いのですが、平均からの乖離具合は少し改善されており、先生の優しい対応にホッとしました。
ちなみに、この日の担当の先生は、何かあった時に妊婦さんが悲しい思いをしないように、という配慮からか、決して「順調ですね」という言葉を使わない方でした。後ほど詳述しますが、結果的にはその慎重な姿勢に、かえって信頼感を覚えました。
中期血液検査:まさかの採血に動揺
この日は、予告なく突然の血液検査がありました。「えー、先に言っててくれ~…針嫌いなのに!」と心の中で叫んでしまいましたが、ホームページに書いてあるマタニティパスを確認していなかった私が悪いとプチ反省しました。
この中期血液検査では、主に貧血に関する項目をチェックするようです。もしもこの結果が良くなかった場合、薬が増えたり、お産の時の点滴が増えたりと、リスクや痛み、そして費用が増えるだけで何のいいこともありません。
特に、薬は飲み忘れがちなので、貧血と診断されたら処方されるであろう鉄分の薬も、できれば飲みたくないと思っていました。だからこそ、検査結果が問題なかったと次回の健診で聞いた時は、心からホッとしました。
先生とのコミュニケーション:不安を安心に変える一言
この日の先生は、決して「順調」という言葉を使いませんでした。
そのため、最初は「もしかして何か問題があるんじゃないか?」と胸騒ぎがしました。しかし、そこで黙っていると、次の健診までずっと不安を抱えたまま過ごさなければなりません。そこで、私は思い切って「先生、赤ちゃんに何か問題がありましたか?」と少し突っ込んで質問してみました。
すると先生は、順調という言葉を使わない流儀であることを丁寧に説明してくれました。
もしあの時、遠慮して質問しなかったら、きっと次の健診までモヤモヤした気持ちを引きずっていたでしょう。この一言で、先生への不信感は消え、かえって「患者の気持ちに寄り添ってくれる、信頼できる先生だ」という安心感が生まれました。
「堅物な先生はたまにいらっしゃるけれど、患者側も協力してコミュニケーションし、お互いの思いやりを無駄にしない努力が必要だな」と、身をもって感じた出来事でした。
健診費用
この日の健診にかかった費用は、以下の通りでした。
- 合計: 7,200円
- 内訳: 妊婦健診超音波(3,140円)+妊婦健診(7,000円)+中期検査(7,500円)-助成券利用分(10,440円)
妊婦健診と超音波検査の両方に助成券を使うことができたため、自己負担額を抑えることができました。
まとめ:リアルな自分と向き合う健診
今回の健診は、赤ちゃんの順調な成長を確認できた喜びと同時に、4週間で3kg増という、私自身の体重管理の甘さと向き合う時間でもありました。
また、先生とのコミュニケーションを通じて、不安なことは遠慮せずに質問することの大切さを学びました。
次回は、胎動が感じられるようになり、いよいよ妊娠後期に差し掛かる時期のお話です。
