経腹エコーデビュー!4回目健診での検査と費用・所要時間の実際【妊婦健診記Vol.4】

こんにちは、風香りんです。

今回は、妊娠12週を迎えた第4回目の妊婦健診についてレポートします。

前回、母子手帳の取得指示が出て、ようやく一安心。今回は、いよいよ健診の主役となる「経腹エコー」が始まり、自治体の助成券が使えるようになるなど、妊娠生活が次のステージへと進んだことを実感する、盛りだくさんな内容でした。

これだけの検査や相談があっても、スムーズに進んだ健診の様子と、不妊治療経験者だからこそ得られたちょっとした節約情報もご紹介します。

一つ前の妊婦健診の記事もぜひお読みください。

目次

今日から「経腹エコー」デビュー!

これまでの健診では、内診台に乗る「経腟エコー」が続いていましたが、今回からいよいよお腹の上から見る「経腹エコー」に切り替わりました。

内診台が別室にあり、毎回移動が必要だったのが、これからは診察室で、しかもパンツを脱がずにそのままエコーを受けられるようになり、楽になりました。

赤ちゃんの成長と私の不安

健診の結果、赤ちゃんのCRL(頭殿長)は48.8mmと順調に成長していました。そして今回から、BPD(頭囲)という項目も測り始め、そのサイズは21.2mmでした。

「頭がちょっと大きめかな?」

実は、私自身も頭が大きかったせいで母を帝王切開に追い込んだと聞いていたので、このBPDの数字を見て「やっぱり血筋ってことでいいのかな…?」と少し不安になりました。

この頃から、ダウン症などの病気が隠れていないかと心配になり、インターネットで検索する日々が始まりました。そして、NIPT(新型出生前診断)を本格的に検討し始めたのもこの時期です。NIPTについては、内容や費用も含めた体験記をこちらにご用意しています。

エコー動画サービスの開始

今回の健診から、超音波検査の様子を動画で撮影してくれるサービスが始まりました。

健診中に先生が赤ちゃんをチェックしている様子を、そのまま動画で保存・共有できるのです。事前に同意書を提出し、指定されたサイトにアップロードされたものを、自分でダウンロードするという仕組みでした。

帰宅後に早速ダウンロードして、自分と夫の両親に送りました。3ヶ月ほどでデータが消えてしまうので、毎回忘れずにダウンロードしておくことをおすすめします。

複数の検査と面談、そしてインフルエンザ予防接種

この日は、健診と合わせてさまざまな検査や面談が行われました。

血液検査の費用を節約できたワケ

母子手帳をもらうと同時に、妊娠初期に受ける血液検査があります。通常は全項目をこの時に行いますが、私は不妊治療をしていた時の別の病院で血液型検査を受けていたため、その記録を提出することで、少しだけ費用を安く抑えることができました

ただただ「以前の結果」を出せばいいものではないということをここで断っておきます。子どもの頃の検査結果はあてにならないことも多いからです。大人になってから献血の際にチェックしたり、妊娠前に検査を受けた記録がない人は、この技は使えません。

栄養士さんとの面談

前回の保健相談で食物アレルギーの有無について聞かれていたため、今回は栄養士さんとの面談がありました。

私は、食べたら喉や耳の奥が痒くなるものが多く、それがアレルギー症状だと自覚していませんでした。メモ用紙に思い当たるものをまとめて面談に臨みましたが、「軽微な症状なので、無理に避ける必要はないかも…」とお伝えしたところ、栄養士さんはこう言ってくださいました。

「妊娠期から出産にかけては、体が普段とは違うため、食物アレルギーの症状が重篤化する可能性があります。安全を考慮して、今は全て避けるようにしましょう」

この言葉に、自分の体だけでなく、お腹の赤ちゃんの安全を守るためにも、食事に一層気をつけようと強く思いました。

子宮頸がん検診

この日には、自治体の助成券を使って子宮頸がん検診も受けました。経腹エコーに切り替わったばかりでしたが、この検査のために再び内診台に乗ることになりました。

内診と同じような感じですが、粘膜を採取する器具が入るため、少しだけ違和感がありました。しかし、痛みは特になく、無事に終わってホッとしました。

インフルエンザワクチン接種

会社からの補助期間を過ぎてしまったため、全額自費(3,700円)にはなりましたが、インフルエンザワクチンも接種しました。

もしも高熱が出て赤ちゃんに何か影響があったら…と思うと、絶対に受けておきたかったので、この出費は必要経費だと割り切りました。

費用と所要時間

盛りだくさんな内容だったこの日の健診ですが、所要時間は約1時間20分でした。予約制ということもありますが、たくさんの検査や面談をスムーズにこなしてくれる産院の対応力には、本当に感謝しかありません。

この日の費用は、以下の通りでした。

合計: 21,610円

  • 妊婦健診超音波: 3,090円
  • 妊婦健診基本料: 7,000円
  • 初期血液検査: 21,600円
  • 頸がん検診: 800円
  • 助成券利用による割引額: -10,880円

これに加え、インフルエンザワクチン代の3,700円を別途支払いました。

まとめ:健診は「安堵」と「学び」の場

この日の健診は、経腹エコーという新しい体験や、たくさんの検査を通じて、妊娠が順調に進んでいることを確認できた、とても意味のある時間でした。

また、栄養士さんとの面談では、妊娠中の食事について新たな知識を得ることができ、健診は単に赤ちゃんの成長を見るだけでなく、「安堵」と「学び」の場なのだと改めて感じました。

また、次回の妊婦健診は、ついに赤ちゃんの姿がよりはっきりと見え始めます。新しい発見と感動を、またお伝えしますね。

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この記事を書いた人

アラサーバリキャリママ、夫と子と3人暮らし。1年半の不妊治療が実らず、自然妊娠・出産。無痛分娩や母乳育児の体験を交え、不妊治療・妊娠・育児・保活に役立つリアルな情報を発信していきます。

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