こんにちは、風香りんです
今回は、妊娠7週目で迎えた2回目の妊婦健診についてお話しします。
不妊治療を経てようやく授かった命でしたが、過去に流産を経験していた私にとって、心拍が確認できるまでは不安でいっぱいでした。
心臓が動いていることをエコーで確認する、そのたった一つの出来事が、こんなにも私を救ってくれるとは思いませんでした。今回の記事では、待ちに待った心拍確認の瞬間と、その時の正直な気持ちを振り返ります。
ドキドキの1回目の妊婦健診の体験記はこちらからお読みください。
待ちに待った「心拍確認」:小さな命の鼓動
不妊治療で授かった命は、残念ながらここまで育つことがありませんでした。だからこそ、今回の妊娠では心拍確認ができるまでは安心できないと、ずっと心に重荷を抱えていました。
健診台に上がり、エコーが始まった瞬間から心臓はドキドキ。モニターに映し出されたのは、妊娠7週3日、CRL(頭殿長)は7.0mmという、驚くほど小さな赤ちゃんの姿でした。
そして、その小さな命の中に、ピコピコと力強く点滅する光を見つけたのです。それが、新しい命の鼓動。
「私の中に、もう一つ心臓があるんだ…」
あまりの感動と安堵に、しばらくは言葉が出ませんでした。心拍が確認できたことで、ようやくこの命を信じられる、という気持ちがこみ上げてきました。
「万が一」に備えた私の心の準備
心拍確認ができるまでは、どんなことがあってもおかしくない。そんな過去の経験から、私は常に「最悪の事態」を頭の片隅で考えていました。
実はこの日、万が一のことがあった場合でも、再来院することなく分娩予約金の頭金をその場で返金してもらえるよう、分娩予約時の受領証を持参していました。なんだか縁起でもない話ですが、「もしもの時の準備をしておけば、きっと何も起こらないだろう」という、マーフィーの法則を信奉する私なりのジンクスでもあったのです。
この受領証は、心拍確認ができた後もしばらくの間、健診のたびに持ち歩くことになりました(笑)。それほどまでに、この時期は常に不安と向き合っていたのだと思います。
母子手帳取得前の費用:お金に代えられない価値
妊娠初期は、まだ母子手帳が交付されていないため、妊婦健診は全額自己負担となります。この日の健診でかかった費用は、以下の通りでした。
- 再診代: 2,200円
- 妊婦健診超音波: 3,090円
- 合計: 5,290円
世の中には、この自費診療期間を避けるために、あえて初回の健診を遅らせる人もいると聞きました。
しかし、不安な日々を過ごしていた私にとって、赤ちゃんの成長を少しでも早く確認できること、心拍という力強いサインをもらえることは、お金には代えられない価値がありました。この日、無事に心拍を確認できたことで、数千円の出費はむしろ「安かった」とさえ感じました。
費用がかかっても急いだほうがいいもう一つの理由
前の記事でも記載しましたが、無痛分娩の人気が高まっている昨今、分娩予約は早いに越したことはありません。迷っている間に埋まります。特に、私が選んだような個人でやっている産院は、無痛分娩の枠が埋まるのが本当に早く、キャンセル待ちをしている間に予定日が来てしまった人もいたみたいです。
まとめ:小さな命の鼓動がくれた、大きな安堵
今回の健診で心拍を確認できたことは、私にとって本当に大きな出来事でした。
過去の不安を拭い去り、これからの妊娠生活に向けて、少しだけ前向きな気持ちになることができました。小さな小さな命が、お腹の中で力強く生きている。その事実が、私に大きな安心感を与えてくれたのです。
不安な気持ちを抱えている妊婦さんも、心拍確認という感動的な瞬間を経験することで、きっと前向きな気持ちになれるはずです。次回は、ついに母子手帳をもらい、新しい一歩を踏み出すことになります。

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