【妊娠中の運動】助産師監修のマタニティフィットネスクラス体験談|体重管理と安産準備に

こんにちは、風香です。

妊娠中のみなさん、体調はいかがですか?
妊娠初期のつわりが落ち着くと、ようやくごはんがおいしく感じられてつい食べすぎてしまったり、検診で「体重コントロールに気をつけましょう」と言われたりすること、ありますよね。お産本番は本当に体力勝負なので、安定期に入ったら体を動かす習慣をつけることはとても大切です。

そこで今回は、私が妊娠中に参加していた 助産師さんによるマタニティフィットネスクラス の体験をシェアします。通院先で受けたプログラムですが、同じようなクラスは多くの産院や自治体で開催されています。お近くで探せる方は、ぜひ参加を検討してみてくださいね。


目次

どんなクラスがある?

私が通っていた産院では、妊娠16週(5か月)以降、医師から安定期と判断された人が参加できるクラスがいくつか用意されていました。

  • 初めての方向けの体験クラス
  • 有酸素運動中心のマタニティビクス
  • お産の呼吸法やポーズを学べる「お産のコツ」のクラス
  • 無痛分娩予定者向けの無痛分娩のコツを教えてもらえるクラス。

参加人数はどのクラスも 最大7人程度の少人数制。講師の目がしっかり届くので、運動に慣れていない人でも安心です。出産直前まで通えるので、なかにはクラス中に陣痛が始まってそのまま入院・出産、という伝説のエピソードも耳にしました。

(万が一そういうことになっても大丈夫なように、母子手帳と診察券とスマホの充電器は常に持っていましょう!)


講師は現役の助産師さん

指導してくださるのは、産院で働く 現役助産師さん。しかもフィットネス関連の資格を持っている方です。もちろん、参加者全員がここの産院に通院しているので、必要があればカルテを確認したうえで、体調や妊娠週数に合わせた具体的なアドバイスをくれるのが心強いポイントでした。

特に感動したのは、クラス後の次の妊婦検診の時に、講師の助産師さんから手書きのメッセージカードをいただけること。アンケートで「腰痛がつらい」と書けば、腰痛を軽減するストレッチや生活の工夫をアドバイスしてくれたり、「会陰切開が不安」と書けば、分娩時のリラックス方法を丁寧に教えてくれたり。まさに“神対応”でした。


クラスの流れ

私が参加していたフィットネスクラスは、妊婦健診と同じ日に受けることも、運動だけのために通院することもできました。健診とセットにする場合は、予約時間を少し空けて余裕を持たせるのがおすすめです。

実際の流れはこんな感じです。

STEP
受付

通常通り、診察券を提出し、コロナ対応の検温と簡単な問診票の記入。

妊婦健診が無い場合はこのタイミングでお会計です。

STEP
血圧測定

同時に妊婦健診がある人はいつもの流れでついでに尿検査と体重測定もしておきます。

血圧が高いとクラス参加NGになりますので、結果の用紙を後ほど講師の助産師に提出します。

STEP
着替えと児心音の測定

フィットネスルームに移動し、必要であれば動きやすい服装に着替えます。

講師の助産師さんが一人一人、児心音を測り、問題ないかどうか確認してくれます。
妊婦健診の直後の人は児心音測定は省略可能です。

他の人の測定を待っている間にクラス前アンケートを記入し、今の自分の体の状態に向き合います。

STEP
クラス開始!自己紹介

講師が簡単に今日のクラスのやることを紹介した後、一人一人が簡単な自己紹介をします。
名字と妊娠週数、最近の体のことや出産・子育てに関する悩みなどを簡単に話します。

STEP
フィットネス!

ストレッチ → ヨガ → 筋トレ → 有酸素運動→クールダウンの順番でクラスは構成されています。
無理なく動けるよ項目ばかりで、楽しくて思わずエキサイトしてしまいます。

また、このフィットネスの間に、お産が進みやすくなるポーズやコツなどが取り入れられていて、しっかり解説もしてくれます。

実際に、私はこのクラスで教わったポーズをお産の時にして、初産を無痛分娩という長丁場が予想される条件が揃っている中で、促進剤の投与から11時間で出産できました!

お腹が張ってきたら少し休んだり、疲れたら自分のペースで強度を落として動いても、問題ありません。また、水分補給も自分のタイミングでできます。

STEP
児心音再測定、アンケート提出

運動後は、赤ちゃんに異常が起きていないかを再度の児心音測定で確認し、運動後の体の状態や感想をアンケートに記入して提出します。これを元に講師が次の健診で手紙を下さるので、私は悩みをバンバン書いていました。

児心音測定は、この後妊婦健診の人は省略できます。

運動内容は無理のないメニューばかりで、体をほぐしながら力をつける構成です。私は体力に自信がなかったのですが、周りも同じような妊婦さんばかりなので、気後れせず取り組めました。


少人数ならではの交流

このクラスは 少人数制 なので、自然と参加者同士で会話が生まれます。自己紹介のときに「最近むくみがひどいんです」とか「腰が痛くて…」と話すと、同じ週数の妊婦さんが「私もそうです!」と共感してくれたり、先輩ママがの悩みを聞いて、心の中で「来月はこんなことで悩むのか・・・」「上の子いると大変だな…」と思ったり。

大げさな交流ではありませんが、妊娠中に同じ悩みを共有できるこの時間は、心の支えにもなりました。「妊娠中の運動って本当に大丈夫かな?」という不安も、助産師さんがいることで、軽くなった気がします。


費用について

気になる費用はというと、初回は 体験無料、2回目以降はどのクラスも 1回2,200円(税込) でした。医療行為ではないため、保険や補助券は使えませんが、内容を考えるとこの金額はかなりお得だと思います。

毎回1時間程度の充実したレッスンで、体力づくりにも気分転換にもなるので、「もっとたくさん通えばよかった!」と心から感じました。


まとめ

妊娠中は体重管理や体調不良、出産への不安など、心身ともに揺れる時期ですよね。私にとってこのマタニティフィットネスクラスは、安全に体を動かしながらリフレッシュできる大切な時間でした。体力がつくだけでなく、助産師さんからの的確なアドバイスや、同じ立場の妊婦さんたちとのちょっとした交流も大きな励みになりました。

妊娠中の運動に興味がある方は、通院先や自治体で同じようなクラスがないか、ぜひチェックしてみてください。安産にも、産後の回復にもつながるはずです。

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この記事を書いた人

アラサーバリキャリママ、夫と子と3人暮らし。1年半の不妊治療が実らず、自然妊娠・出産。無痛分娩や母乳育児の体験を交え、不妊治療・妊娠・育児・保活に役立つリアルな情報を発信していきます。

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