こんにちは、風香です。
妊娠後期に入り、いよいよ出産が近づいてきた頃のお話です。健診の間隔が短くなり、赤ちゃんの成長を毎週楽しみにしていた私。しかし、この日の健診で医師から「赤ちゃんが少し小さめですね」と言われ、一気に不安が押し寄せました。もしかしたら今、同じように悩んでいる方がいるかもしれません。この記事では、私が実際に経験した37週の妊婦健診の様子や、その時に感じたこと、医師から言われたことについて詳しくお伝えします。
健診間隔が週1となり、体重管理にも気を遣う毎日でした。この日の健診では、エコー写真に数値の記録がなく、具体的なサイズはわからなかったものの、先生から「妊娠週数に対して赤ちゃんの体型が小さめ」と告げられました。
先生が「小さめ」と判断するときは、ある程度注意が必要なレベルだったようで、私の心臓はドキドキし始めました。時間をかけて詳しく診てもらったのは、赤ちゃんの元気度を測るための臍帯(へその緒)、心拍、羊水量です。幸い、これらには問題がなく、まずは「様子見」ということになりました。
「小さめ」という言葉が頭から離れず、家に帰ってからもずっと不安でいっぱいでした。
赤ちゃんが小さめと言われた原因は?体重管理との葛藤
妊娠後期は体重増加を抑えるよう指導されることも多いですよね。私も体重が増えないように食事量を制限していたため、それが赤ちゃんに影響したのでは…と心配になりました。飲酒や喫煙といった妊婦の禁忌は一切おかしていなかったので、なおさら「自分の努力が足りなかったのでは?」という気持ちが強くなりました。
自分の体重増加を抑えつつ、胎児はしっかり成長させる…どうやればいいのか疑問だらけです。医師に相談したところ、「とりあえずいつも通り過ごすこと」と言われました。過度に気にしすぎるのはかえって良くないとのこと。分かっているのに「気にしないように頑張る」という時点で既にダメだ…と自分にツッコミを入れながらも、次の健診までは食事は細心の注意を払い、量は少し戻しつつも内容はヘルシーさをキープ。 ちなみに、私のように不安に思って調べている方もいるかもしれないので、厚生労働省の情報を参考に調べてみました。胎児が小さめになる原因は、必ずしも体重管理だけではなく、胎盤の機能や、母体の栄養状態、胎児自身の要因など、いくつかの可能性が考えられるそうです。私はこのことを知って、「私の体重管理だけが原因じゃないかもしれない」と少し気持ちが楽になりました。
出産準備で歩きまくった!子宮口の熟化を促す運動
食事内容に加えて、運動をもっと頑張ることにしました。それは単に体重を抑えるためだけではありません。出産の準備として、赤ちゃんの頭で子宮口を刺激し、熟化を促すことも必要だと感じたからです。
自宅内でできることには限界があると感じたので、外出して積極的に歩くようにしました。具体的には、自宅から二駅分歩いて、休憩し、また戻ってくるという合計4駅分の長い散歩をしたり、最寄りではない児童館を開拓して、行き帰りを歩いたりと工夫しました。
専門家からの言葉に救われた!「気にしすぎないこと」が大切
この日の健診で、担当の先生からいくつか心に響く言葉をかけてもらいました。
「エコーは全てを正確に見せるものではないんです。胎児のパーツの長さ・大きさだけで統計的に推定体重を計算しているだけだから、プラスマイナス1割程度の誤差はあるんですよ」
そして、
「大切なのは、その子なりの成長曲線を描いていること。次もう一度測って、成長曲線からあまりに離れているようだったら、その時また一緒に考えましょう。とにかく今やるべきことは、普通に過ごすことです」
これらの言葉に、私の心はスーッと軽くなりました。エコーの数値はあくまで目安であり、何よりも赤ちゃんが元気であることの方が大切だと改めて気づかされました。
妊娠37週の子宮口は?出産への準備
この日は内診もありました。結果は、子宮口はほぼ締まっていて、まだ産まれる気配はないとのこと。正期産に入っているのに、もう少しお腹の中にいてくれるんだな、と少し安心しました。ただ、赤ちゃんが小さいことを除いて、ですが。
内診の結果から、次の健診も院長がいる日・時間帯に受診するよう指示されました。
今回の健診費用
健診費用は5,000円。もう14枚あった助成券もだいぶ減りました。「この残りの枚数が、赤ちゃんがお腹にいてくれる期間なんだ」と思うと、何だか寂しさを感じたのを覚えています。
まとめ:妊婦健診で不安なことがあっても、まずは医師に相談を
今回の健診で、赤ちゃんが「小さめ」と言われてとても驚き、不安な気持ちになりました。しかし、医師から臍帯や心拍、羊水量に問題がないと聞いて、ひとまず安心できたのも事実です。
もし今、妊婦健診で同じように不安を感じている方がいたら、まずは冷静に医師や助産師さんの話を聞いて、心配なことはどんどん質問することをおすすめします。そして、必要以上に不安になりすぎず、いつも通り過ごすことが大切だと改めて感じました。
次の健診では、どんな結果になるのでしょうか。またご報告しますね。