こんにちは、風香です。
臨月まであと少し。妊娠30週を迎え、またまたお待ちかねの「後期胎児ドック」の日がやってきました。夫は忙しい時期にも関わらず、どうにか有休をもぎとり、この日をとても楽しみにしてくれていました。
今回は、胎児ドックでわかった赤ちゃんの様子や、助産師さんとの出産準備に向けた具体的なお話、そして気になる費用について詳しくお伝えします。私と同じように、後期胎児ドックを控えている方の参考になれば幸いです。
妊娠30週2日|お腹の子はすくすく成長中!
まずは、妊婦健診での記録からご紹介します。 30週2日。もう妊娠後期です。お腹は日に日に大きくなり、とうとう私の体重は十の位が繰り上がってしまいました。院長先生と決めた上限体重を超えてしまい、焦りが隠せません。
この日のエコー検査では、以下の数値が出ました。
- BPD (児頭大横径):77.8mm
- AC (腹部周囲長):242.3mm
- FL (大腿骨長):50.6mm
- EFW (推定体重):1395g
相変わらず脚は短めですが、頭の大きさは前回よりも平均に近づいてきました。
胎児ドックは「赤ちゃんに何か問題がないか」を詳細にチェックする検査です。中期胎児ドックとほぼ同じ検査内容ですが、この時期だからこそ確認できることもあります。
後期胎児ドックで見えた赤ちゃんの様子と夫婦の安心
今回は夫も昼休みと時間休を使用して、一緒に検査に立ち会ってくれました。夫も赤ちゃんに会えるのを心から楽しみにしてくれている様子が伝わってきて、私としても嬉しい限りです。
不安解消につながった赤ちゃんの様子
中期の胎児ドックと同様、子宮頸管長や羊水量に問題はありませんでした。特に安心したのが、心臓の4つのお部屋や、2本の血管が絡まり合ってできている臍帯(さいたい)の様子が、素人目にもはっきりと確認できたことです。一つひとつのパーツがちゃんと機能していることがわかり、安堵しました。
そして今回一番のハッピーニュースは、赤ちゃんの向きが「頭位(とうい)」、つまり頭が下になったこと! 前回は横向きでしたが、今回は頭が下、背中が左、顔が右という、出産に向けて良い体勢になってくれていました。どうりで最近、お腹の右下がポッコリしていると思ったのですが、あれは頭だったのですね。
もちろん、まだまだ動く可能性はありますが、ひとまずは「逆子による帝王切開」の確率がかなり下がったことで、心からホッとしました。帝王切開では、術後が大変なだけでなく、入院期間が長くなれば、その分費用もかさみます。経膣分娩の方向で進められることに、本当に感謝です。
4Dエコーで見た愛らしい姿
4Dエコーもとても綺麗に映っていました。 相変わらず、足が顔の近くにあるアクロバティックな体勢でしたが、これもこの時期ならではの可愛さです。最初寝ていたようですが、先生がエコー器具でツンツンと刺激してくれたら、口をパクパクさせたり、顔から手をどけてくれたり!先生のファインプレーのおかげで、動いている赤ちゃんの様子を夫婦でじっくり見ることができました。
バースプランは夫婦で事前に考えて!助産師さんと話し合ったこと
今回は胎児ドックと同日に「保健相談」もありました。出産に向けて、助産師さんと具体的な話をしていきます。狭い部屋に夫婦で入り、いよいよ出産入院とバースプランについてのお話がメインでした。
出産後に慌てないためにも、バースプランは事前に夫婦で話し合っておくことを強くお勧めします!
助産師さんから教えてもらったこと
- 後期の過ごし方:適度な運動は大切だが、臨月になるまではお腹が張ったらすぐに休むこと。
- 出産の流れ(無痛分娩の場合):臨月になったら、週1回の健診で子宮口の状態を確認し、進みそうなら「明日から入院ね」となるそう。前日入院し、バルーン挿入などの処置を経て就寝。当日は朝から促進剤の点滴を開始し、子宮口が4〜5cm開いたら麻酔を開始。
- 緊急時の対応:それまでに陣痛が来たら、入浴せずすぐに産院に電話して向かう。
- 立ち会い出産:一人までOKで、当日朝から出産後2時間まで立ち会いが可能。
- バースプラン:夫の立ち会いを希望、カンガルーケアをしたい、会陰切開は嫌だ、など、私たちの希望を伝えました。会陰切開は赤ちゃんの頭の大きさにもよるのでどうなるかわからないが、それ以外は基本的に実現できそうとのこと。
特に「会陰マッサージ」の方法を教えてもらえたのは、大きな収穫でした。バースプランについては、叶ったこと叶わなかったことなど全て、別記事で改めて詳しくご紹介する予定です。
後期胎児ドックと健診にかかった費用
最後に、今回の妊婦健診と後期胎児ドックにかかった費用です。
合計:15,030円
- 内訳
- 胎児ドック+4Dエコー代:11,000円
- 妊婦健診代:7,000円
- 保健指導料:1,650円
- クラミジア検査代:5,820円
- 助成券適用分:-10,440円
助成券は、妊婦健診と超音波検査の両方に適用でき、費用負担を軽減できました。
まとめ
妊娠後期に入ると、赤ちゃんの成長をより具体的に感じられるようになります。後期胎児ドックは、赤ちゃんの健康状態を細かくチェックすることで、出産の不安を和らげる大切な機会です。また、助産師さんとのバースプランの相談は、自分たちの出産に対する希望を明確にし、夫婦で出産に臨む準備を整える良いきっかけになります。今回の健診で、赤ちゃんの成長を夫婦で喜び、出産に向けての具体的なイメージを持つことができました。