夫婦で臨んだ胎児ドック体験談:性別判明の瞬間や心配事の削減【妊婦健婦健記Vol.7】

こんにちは、風香りんです。

今回は、妊娠21週6日で迎えた健診と胎児ドックについてお話しします。

この日は、普段の妊婦健診に加えて、赤ちゃんの体の隅々まで詳細に診てもらう「胎児ドック」を受けました。夫も初めて健診に同席し、二人でリアルタイムの赤ちゃんの動きを見ることができ、夫婦で感動を分かち合った、忘れられないひとときになりました。

目次

胎児ドックとは?(予約はお早めに!)

胎児ドックは、赤ちゃんの体の形成に異常がないかを、通常の妊婦健診よりもさらに詳しく、時間をかけて診る検査です。この産院では、妊娠20週頃と30週頃に1回ずつ受けることになっていました。

強制ではありませんが、赤ちゃんの健康状態をより詳しく知りたい人にとっては、非常に有益な検査です。

胎児ドックは、平日のうち、特定の曜日の午後のみに限られていて、予約が取りづらいため、早めの予約が必要です。私はすっかりノーマークだったので、産院から電話をもらい、その場で夫と話し合って二人とも有給をとれる日に予約しました。

赤ちゃんの成長と性別判明の瞬間

まずは、通常の妊婦健診部分のこの日の記録です。

  • BPD(頭の横幅): 54.2mm
  • AC(お腹まわり): 164.2mm
  • FL(太ももの骨の長さ): 31.6mm
  • EFW(推定体重): 426g

前回同様、平均と比べると少し頭が大きめで、脚が短いことが判明(笑)。でも、それも個性として愛おしく感じられるようになりました。

そして、胎児ドックでは、さらに詳細な項目を先生がチェックしてくれました。

  • 心拍と心臓: 心臓の4つのお部屋がきちんとできているか確認。
  • 臍帯の血流: 血液の逆流がないかなど、血流が正常かを確認。
  • 背骨がきれいに形成されているか: 素人目にもはっきりとわかるほど、背骨がまっすぐにきれいにできていました。
  • 首の後ろのむくみ: ダウン症などの可能性がないか、首の後ろのむくみがないかを確認。
  • 頭部の形成異常の有無: 口唇口蓋裂や脈絡叢嚢胞がないか、頭や顔の形をじっくりとチェック。私はいとこに口唇口蓋裂がいるため、私にとっては特に心配な項目でしたが、問題なくセーフでした。
  • 性別: 「女の子っぽいですね!探してもアレがない!」という先生の言葉で、ついに赤ちゃんの性別が判明!この瞬間は、夫と一緒に「おー!」と驚きの声を上げてしまいました。

通常の健診では確認できないような細かい部分まで丁寧に診てもらうことで、漠然とした不安が一つずつ解消されていくのを感じました。

夫と二人で臨んだ「胎児ドック」の流れ

胎児ドックの日の流れは、通常の健診とは少し違っていました。

  1. 受付: いつも通り受付を済ませ、胎児ドックの同意書を提出します。同意書には、「口蓋裂や脈絡叢嚢胞などが見つかった場合、どこまでお伝えするか」「性別がわかってしまう場合があるが問題ないか」といった内容が書かれていました。私たちは、異常があるなら早く知りたいし、性別も名前を考える重要な要素なのでわかるなら早く知りたいと思っていたので、全て「構わない」に丸をして提出しました。
  2. 健診: この日は通常の妊婦健診も兼ねていたため、体重・血圧・尿検査を行います。
  3. 胎児ドック: いつもと違う部屋に通され、夫は椅子へ、私は診察台(ベッド)へ。部屋はモニターが見やすいように少し暗くなり、先生がエコーの準備を始めます。
  4. 詳細なエコー: 先生が赤ちゃんの向きや今エコー画面で見ている部分を説明しながら、前述の記録のような項目をテキパキとチェックしていきます。ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てて、私のお腹の前で「今赤ちゃんはこの向きで、おそらくこのパーツが映ってます」のように説明してくださるので、わかりやすかったです。
  5. 4Dエコー: 胎児ドックの最後には、赤ちゃんの顔や手足が立体的に見える4Dエコーを見せてもらいました。画面に映る赤ちゃんは、ニヤニヤ笑っているように見えたり、口をパクパクさせたり、アクロバティックに足を動かしたりしていました。エコーの写真を数枚いただいて終了です。
  6. 待合室: エコーが終わり、一度待合室に戻って通常の妊婦健診の呼び出しを待ちます。夫は4Dエコーの写真を大事そうに見つめており、リアルタイムの赤ちゃんの動きに感動したそうです。以降は通常の妊婦健診と同じ流れになるので割愛します。

どのパパも絶対に行くべき!と夫が力説するほど、夫にとっても忘れられない感動的な体験になったようです。

費用と分娩予約金の追加

この日の費用は、以下の通りでした。

  • 合計: 7,610円
  • 内訳: 胎児ドック+4Dエコー(11,000円)+妊婦健診(7,000円)-助成券利用分(10,390円)

今回は、妊婦健診の助成券と超音波検査の助成券を両方使うことで、割引額が大きくなりました。この他に、花粉症の薬代として1,210円を別途支払っています。

そして、この日は分娩予約金の追加分として20万円を前払いしました。初診時に支払った5万円と合わせて、合計25万円を預けていることになります。

まとめ:夫婦で迎える新しい命

今回の胎児ドックは、私たち夫婦にとって、お腹の中の命がよりリアルな存在になった一日でした。

性別を知ることができた喜び、赤ちゃんの健康状態を隅々まで確認できたことによる安心感、そして何より、夫と一緒に感動を分かち合えたことは、一生の思い出になりました。

次回は、体重管理に悩む日々のお話です。

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この記事を書いた人

アラサーバリキャリママ、夫と子と3人暮らし。1年半の不妊治療が実らず、自然妊娠・出産。無痛分娩や母乳育児の体験を交え、不妊治療・妊娠・育児・保活に役立つリアルな情報を発信していきます。

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