こんにちは、風香りんです。
今回は、妊娠9週目で迎えた3回目の妊婦健診についてレポートします。
前回、心拍を確認して安堵したのも束の間、今回はついに出産予定日が確定するという大切な節目。そして、助産師さんとマンツーマンで話せる「保健相談」という時間もあり、私の妊娠生活はここから本格的にスタートしました。
まだ慣れない、2回目の妊婦健診の体験記はこちらからお読みください。
赤ちゃんの成長と出産予定日の確定
この日、9週3日を迎えた愛しい胎芽ちゃんは、CRL(頭殿長)が21.9mmにまで成長していました。前回からわずか2週間ほどで、こんなにも大きくなった姿を見て、感動で胸がいっぱいになりました。
「赤ちゃんはこんなにも短い期間で劇的に成長するんだ…!」と、生命の神秘を改めて感じた瞬間です。
出産予定日の確定
先生の机の上には、最終月経日から出産予定日を計算する専用の電卓が置いてあり、「そんなものがあるんかーい!」と内心驚いていました(笑)。
どうやら、妊娠9週前後の胎芽は発育の個人差が最も少ない時期だそうで、この時期に測ったCRLを基準に出産予定日が確定されます。幸い、私の場合は最終月経から計算した日数と、実際の胎児の発育具合がぴったり一致していたため、予定日の変更はありませんでした。
生理周期の数え間違いなどがあると、このタイミングでかなり胎芽のサイズが異なってくるので、それを元に出産予定日が変更になることもあるそうです。
念願の「母子手帳」取得指示
先生から「次の健診までには、母子手帳をもらってきてくださいね」と告げられました。
この言葉を聞いた瞬間、「これでようやく流産率が下がったと安心していいんだ…!」という喜びがこみ上げてきました。母子手帳をもらえることは、妊娠の経過が順調であることの何よりの証です。
合わせて、先生からこんなアドバイスもいただきました。
母子手帳取得時にもらえる助成券がないと、次回の血液検査などで2万円くらいかかるから、絶対に忘れずにね
今回の健診で全額自己負担での受診は最後。いよいよ、母子手帳とともに新しい一歩を踏み出すことになります。
母子手帳を取りにいった時の話はこちらです。行政を今までより身近に感じることができるようになりました。

助産師さんとの「保健相談」レポート
当日に存在を知ったので驚きつつそのまま始まったのですが、助産師さんによる「保健相談」の第一回目がありました。お産に関する分厚い教科書もいただき、いよいよ本番という気持ちになりました。(気が早いですね)
突然の面談で少し慌てましたが、助産師さんがたくさんの質問をしてくださり、私の不安な気持ちに寄り添ってくれました。質問内容と、私が答えたこと、もらったアドバイスをいくつかご紹介します。
- 通院方法や里帰りの有無: 電車通勤であることや、実家が徒歩圏内で里帰りはしないがいつでも頼れる環境であることを伝えました。
- 仕事の状況: 事務職で座りっぱなしのパソコン作業が多いことを伝えると、定期的に休憩を挟むようにアドバイスをいただきました。
- 家族構成と既往歴: 家族の病歴(特に婦人科系の病気)や、不妊治療の経験について詳しく話しました。「不妊治療を経て自然妊娠」という私の経緯にも、助産師さんは親身になって耳を傾けてくれました。
- 食べ物のアレルギー: 入院中の食事メニュー調整のため、アレルギーの有無を聞かれました。「自分でもよくわからないくらい色々ある」と正直に申告したところ、次回健診で栄養士さんとの面談を手配してもらえました。
- 母乳育児の希望: 「経済的だし、外出時の荷物も減るし、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクも減るから絶対にやりたい!」と熱く語ったところ、次の保健相談でおっぱいマッサージについて教えてもらえることになりました。
助産師さんからの注意
この段階ではまだつわりが始まっていませんでしたが、助産師さんからは「つわりが始まったら食べられるものを食べればいいけれど、終わった後に一気にドカ食いして太る人がいるから気をつけてね」「つわりが終わったら1日1万歩を目標に歩いてね」という指導がありました。
「全部フラグや…、この妊婦は中期に体重が爆増するんや…」と、未来の自分の姿が透けて見えた気がしました(笑)。
費用
この日の健診にかかった費用は、以下の通りでした。
- 再診代: 2,200円
- 妊婦健診超音波: 3,090円
- 保健指導料: 1,100円
- 教科書代: 1,100円
合計: 7,490円
保健指導や教科書代が、あれだけ手厚い情報量なのにそれぞれ1,100円だったことには本当に驚きました。3倍くらい払ってもいいんじゃないかと思うほど、その価値を感じました。
まとめ:心と体の準備が始まる大切な時期
今回の健診は、出産予定日の確定という一つのゴールと、母子手帳の取得という次のステップへの始まりを告げるものでした。
そして、助産師さんとの保健相談を通して、これからのお産や育児に向けて、心と体の両面で準備を進めていくことの大切さを学びました。一人で抱え込まず、専門家の方にいつでも相談できるという安心感は、何物にも代えがたいものだと感じます。
続いては、妊婦健診4回目にして初めて経腹エコーを体験したお話です。ぜひご覧ください。

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